セブ生活の備忘録

夜遊びしない人のセブ生活を綴ります。

見習うべき?フィリピン人の太平楽な暮らし方

皆さんこんにちは、セブ在住のTyzieです。


台風が多い国ランキング3位の日本に生まれた私は、台風が怖いです。
ただ、毎年何回も台風が訪れている事もあって、正直馴れている部分もあります。


何事も馴れてきた当たりが一番怖いですよね。
自分の能力や経験を根拠もなく過信しすぎて危険な事をしてしまって事故や失敗をしてしまった経験も1度や2度ではありません。
どうせ今回の台風も逸れるだろう…、少しの外出なら大丈夫だろう…と。


日本よりも台風が訪れる回数が多いフィリピン、そんなフィリピンで暮らすフィリピン人が
台風に対してどのように考えているのか。 そんなお話です。



とある日の事。フィリピン人の友人A君と家族が1泊2日の旅行にいく事が話題に。
家族はレンタルバンで出発し、そして時間の都合が合わないA君とお兄さんはスクーターに2人乗りで後から追いかけると。


目的地は、セブ市内から3~4時間くらい離れたセブ島の北側にあるビーチサイド。
道中はアップダウンもあり、日本ほど排水設備は整っておりません。
そしてその日は天気予報では台風直撃ではありませんが、暴風域圏内となります。


私:台風の日にスクーターでタンデムツーリング?危険だからバスで行きなよ。
A:大丈夫大丈夫、危険だと思ったらすぐに中止してバスにするからさ!
私:1泊2日でどうやって危険を予知するの?路面や雨の状況は予測できないでしょ…


そして後日


私:ツーリングどうだった?
A:安全だったよ。行きは全然風も無いし、雨も降ってなかった。
帰りは風が強かったから帰りはタンデムじゃなくて、兄にバイクは運転してもらって、
僕は家族のバンで帰ってきたよ。兄は何回もバイクで旅行したことあるし、信用してる。


突発的な強風、路面の洪水、土砂災害、125ccスクーターの性能は関係なく、盲目的に兄を信用する精神と安全意識の低さ。


事故が起きなかった=安全だった。が成り立つ考え方、ヒヤリハットは存在しないようだ。
交通事故があって当たり前の国、交通事故が減らない一面が垣間見えた1日でした。


普段の生活くらいは、フィリピン人の楽観的考えを見習うべきかもしれないな。
と考えながらも、多分変わらないなと考える。
そんな1日でした。